乳児保育とは、子どもの心や体の基礎を作るとても大切な時期に立ち会う仕事です。その為、保育者に求められることも多く責任は重大ですが、それ以上にやりがい、魅力があります。赤ちゃんの心身の発育発達はとても著しく、その成長を間近で見て支えることが出来るのは保育者の特権だと思います。初めて「寝返り」できた、初めて「あんよ」が出来た、初めて「先生」と言ってくれたなど、沢山の初めてに出会える日々は笑顔と幸せで溢れています。また、子どもや保護者から頼られ信頼されるようになった時には何ものにも代え難い喜びを味わえます。乳児期に関わった私たち保育者の顔や名前は忘れてしまうかもしれませんが、子どもの心身の根っこの育ちに大きな影響を与えることのできる素敵な存在に一緒になりませんか。

２歳児は言葉や運動機能が大きく発達する年齢で、友達との関わりも深まり喧嘩等のトラブルが増えたり、自己主張が強くなる頃でもあります。泣いたり笑ったり沢山の経験をしながら、元気いっぱいに過ごしています。毎日色々な活動を行っていますが、その能力には驚かされることばかりで、特に漢字絵本では小学校で習う文字をすぐに覚え、すらすらと読み上げています。こうした活動を通して子どもたちの可能性を引き出し、「楽しい」「もっとやりたい」という気持ちが育まれるよう、援助をしています。保育士は大変な部分もありますが、それ以上にやりがいや楽しさを感じることが出来る素晴らしい仕事です。可愛い子どもたちに囲まれながら、一緒に働いてみませんか。

私たちは日々の保育の中で、子どもたちと一緒に集中する時間や身体を思いきり動かす時間とメリハリのある生活を送っています。知的好奇心旺盛な年少の子どもたちの吸収力は無限大で、沢山の言葉に触れ獲得しています。体育指導での生き生きとした子どもたちの表情や戸外でお友達と楽しむ姿、真剣な表情で活動に取り組んでいる姿など、日々変化する子どもたちの姿を見られることが嬉しい毎日です。子どもたちの成長を一番近くで見ることが出来る喜びがあります。

4歳児は、「4歳の壁」と言われるように大人になろうとする年齢で、子ども自身が戸惑い不安定になり自己主張が強くなります。友達同士ぶつかる事も増える時期です。でも、それも成長の一つで、その「成長の証」を保育者が受け止めていく事が大切です。4歳児は難しい年齢ではありますが、逆に好奇心旺盛の4歳児です。私は、子どもたちが興味をもった時がチャンスだと思っています。当園では、3原色を基本に様々な活動を取り入れ、一人一人の特徴を見つけ楽しく保育をしています。いつも子どもたちの「どうして？」「なんで？」でいっぱいです。子どもと一緒に考え気付けた時の喜びを共感し合えた時の子どもの表情は本当に素晴らしいです。ぜひこの気持ちを経験していただきたいです。

5歳児はこども園生活の集大成の時期に当たる年齢であるとともに、小学生になる前の準備段階の時期になります。自主性を大切にし、自立へと導く、そして、その過程で様々な活動やぶつかり合いを経て、表現能力や理解力、想像力をつけ、社会性を身に付けていきます。そこには保育者と子どもとの信頼関係が必須です。
良い関係作りができた子どものたちとの間には、未知数の楽しさがあります。子どもたちの成長を目の当たりに出来る喜びや嬉しさを是非体験して頂けたらと思います。また、音感教育や石井式教育、体育指導や鼓笛指導など様々な教育を行っていますが、これらはどれも楽しく、子どもたちの未来へと繋がる素晴らしいものです。